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パチスロ ─ 6号機
ディスクアップ2
サミー(1月)2000年『ディスクアップ』の系譜を継ぐ6号機。ビタ押しによる「真・技術介入」「極・技術介入」を初搭載し、目押し好きから絶大な支持を集めた。BB最大202枚・RB最大65枚。シリーズ屈指の人気機となり、後年は競技イベント『超ディスクアッパー選手権』も開催された。動画はサミー公式チャンネルより。
特集 ─ 令和4年
2022
2月24日、ロシアがウクライナへ侵攻した。7月8日には安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃され、命を落とす。10月には円が1ドル151円90銭まで下落し、32年ぶりの円安水準を更新した。そんな激動の一年、ホールの中でも静かに、しかし決定的な変化が起きていた。11月21日、4メーカー4機種が同時に導入された「スマスロ」——メダルを一切使わない新型パチスロの登場である。1995年に18,244軒でピークを迎えた全国のホール数は、この年7,665軒まで減っていた。街には King & Prince の「ツキヨミ/彩り」が流れ、その年の流行語大賞は、ヤクルト・村上宗隆選手の56号本塁打にちなむ「村神様」に決まっている。
← 思い出年表にもどる2022年、全国のホール数は7,665軒。1995年のピーク18,244軒から27年連続で 減り続け、ついにピーク時の半数以下にまで落ち込んでいた。それでも各メーカーの ラインナップは、意外なほど手堅い顔ぶれで埋まっている。サミーの『北斗無双』は 第3章「ジャギの逆襲」、サンセイR&Dの『牙狼〈GARO〉』はこの1年だけで 『月虹ノ旅人絆』『月虹ノ旅人 58%の衝撃Ver.』『激デジ真・牙狼』『牙狼MUSEUM』 『真・牙狼2』と5回も新作を送り出し、平和の『ルパン三世』、三洋物産の 『大工の源さん』——いずれも1990年代・2000年代から続く長寿シリーズが、 この年もホールの主力棚を占めていた。
新台のなかでひときわ異彩を放ったのが、1月に登場したサミー『ディスクアップ2』 である。2000年の初代から続く目押し・技術介入路線をさらに深め、 「真・技術介入」「極・技術介入」という新要素を初搭載。目押しの腕そのものが 評価されるゲーム性は、のちに『超ディスクアッパー選手権』という競技イベントまで 生むほどの支持を集めた。
そして11月、業界そのものの姿を変える出来事が起きる。詳しくは第六章で 振り返るが、この年を境に、パチスロの受け皿からメダルが少しずつ消えていく ことになる。
オリコン2022年間シングルTOP10のうち、公式MVで実在確認できた6曲(1・2・3・4・6・7位)を紹介します。
ツキヨミ/彩り / King & Prince ── 年間1位・107.5万枚。King & Prince自身初のシングル首位で、2022年唯一のミリオン達成曲。
オレンジkiss / Snow Man ── 年間2位。7月13日発売、映画『モエカレはオレンジ色』主題歌。2022年11月時点で94万枚超のヒットに。
ブラザービート / Snow Man ── 年間3位。3月30日発売、映画『おそ松さん』主題歌。MVは2024年10月に1億再生を突破した。
好きというのはロックだぜ! / 乃木坂46 ── 年間4位・67.8万枚。8月31日発売、乃木坂46の30thシングル。
I(CALL 119/We Are) / INI ── 年間6位。4月20日発売、INIの2ndシングル。活動曲『CALL 119』は消防・救急への感謝がテーマ。
The Answer/サチアレ / なにわ男子 ── 年間7位。4月27日発売、なにわ男子の2ndシングル。初週53.5万枚で即日オリコン1位、日本テレビ系ドラマ『金田一少年の事件簿』主題歌。
動画はYouTubeの公開プレイヤーをそのまま埋め込んでいます。再生できない場合は動画側の設定によるものです。
実機の写真は使えないため、当時の実戦動画・解説動画への入口として、YouTube公式のサムネイルを表示しています(対応する動画があるものだけ)。
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パチスロ ─ 6号機
2000年『ディスクアップ』の系譜を継ぐ6号機。ビタ押しによる「真・技術介入」「極・技術介入」を初搭載し、目押し好きから絶大な支持を集めた。BB最大202枚・RB最大65枚。シリーズ屈指の人気機となり、後年は競技イベント『超ディスクアッパー選手権』も開催された。動画はサミー公式チャンネルより。
『真・北斗無双』シリーズの派生バージョン。1月導入。公式PVは今回のセッションでは見つけられなかったが、シリーズ人気を支えた一台。
サンセイR&Dの看板シリーズ『牙狼〈GARO〉』の一台。2022年だけで『月虹ノ旅人絆』『月虹ノ旅人 58%の衝撃Ver.』『激デジ真・牙狼』『牙狼MUSEUM』『真・牙狼2』と、同シリーズが年5回も登場するほどの層の厚さを見せた年だった。
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パチンコ
サミー『真・北斗無双』シリーズ第3弾。爽快なソニックバトル演出が持ち味の一台。動画はサミー公式チャンネルより。
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パチンコ ─ RUSH機
『大工の源さん 超韋駄天』のスペックアップ版。現行最大クラスの10R出玉と、瞬間決着・超高継続の「超源RUSH」を搭載した攻撃型RUSH機。動画はSANYO公式チャンネルより。
1995年、三洋物産が生んだ元祖『CRギンギラパラダイス』の名を受け継ぐ一台。開発したサンスリーは三洋物産グループの子会社にあたる。初当たりの約半数が次回大当り濃厚の「ギンギラタイム」に直結する仕様で、初代のゲーム性を令和に再現した。27年前のあの一台と、同じグループ内でつながっている。
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パチンコ
平和の看板シリーズ『黄門ちゃま』の一台。虹の演出が勝利を告げる「神盛」システムを継承した。動画はHEIWA公式チャンネル「キュインちゃんねる@HEIWA」より。
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パチンコ
大工の源さんシリーズの原点回帰モデル『元祖』の続編。かつての人気シリーズの雰囲気を令和のスペックで再現した一台。動画はSANYO公式チャンネルより。
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パチンコ
2013年『CRルパン三世〜消されたルパン〜』の令和版リメイク。HEIWA×ルパン三世の長く続くタイアップシリーズの一台。
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パチスロ ─ スマスロ第1弾
11月21日、業界に初めて「スマスロ」(スマートパチスロ)が登場した記念すべき第一弾4機種のひとつ。正式名称は『Lアナザーリノヘブンcc』。メダルを使わず、遊技情報をすべてデータで管理する新方式の一台。動画は山佐公式チャンネル「山佐PR情報局」より。
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パチンコ ─ ライトミドル
SANKYOの「フィーバー」シリーズに連なる一台で、ライトミドルスペック。動画はSANKYO公式チャンネル「SANKYOFEVERTV」より。
詳しい記録は乏しいが、この年の空気を伝える一台。
詳しい記録は乏しいが、この年の空気を伝える一台。
詳しい記録は乏しいが、この年の空気を伝える一台。
サムネイルはYouTube公式が提供する画像です。クリックすると各動画のページが開きます。
ほか6機種。 2022年の全機種を年表で見る →
この年、SNS発の小さなキャラクターが日本中で話題になった。『ちいかわ』である。もともとはナガノが Twitter(現X)で発表していた4コマ漫画だったが、4月から『めざましテレビ』内で毎週金曜アニメの放送が始まると人気は爆発。12月には公式ショップから数十種類の新商品が発売されたが、発売直後に売り切れや高額転売が相次ぎ、以後は「完全受注生産」に切り替わるほどの社会現象になった。
街のファッションでは、2000年代の空気を令和風にアップデートした「Y2K」ブームが本格化した年でもある。オーバーサイズのシルエットや、当時のセレブたちのスタイルを参照する着こなしが春夏コレクションに現れ、その一派として「地雷系」と呼ばれる、ゆるく儚げなファッションも若い世代のあいだで広がっていった。
そして11月から12月にかけて、サッカーワールドカップ・カタール大会が世界を沸かせた。日本代表は11月23日、優勝経験国ドイツを2-1で撃破する歴史的な逆転勝利をおさめ、12月2日にはスペインにも2-1で競り勝ってグループ首位で決勝トーナメント進出を決めている。ホールのテレビでも、この年ばかりは試合の行方に目を奪われた客が多かったはずだ。
【公式】『ちいかわ』第1話「かためのプリン/ホットケーキ」 ── 2022年4月、めざましテレビ内でスタートしたアニメ版の第1話。めざましテレビ公式チャンネルより。
2022年10月〜12月のTVCM ── その時期に実際に流れていたCMをまとめたアーカイブ映像。当時の商品・空気感がそのまま残っている。
動画はYouTubeの公開プレイヤーをそのまま埋め込んでいます。
11月21日、パチスロ業界に新しいカテゴリーが生まれた。「スマスロ」(スマートパチスロ)と呼ばれる、メダルを一切使わない新型のパチスロである。この日、4つのメーカーから同時に4機種が導入された——オリンピア『Lバキ L3』、SANKYO『L革命機ヴァルヴレイヴD』、パオン・ディーピー(大都技研グループ)『L HEY!エリートサラリーマン鏡PA4』、そして山佐『Lアナザーリノヘブンcc』。型式名の頭に付く「L」が、スマスロであることの目印になった。
それまでのパチスロは、遊技の結果をすべてメダルという物理的な枚数で受け取っていた。出玉が増えれば、それだけ重い受け皿を抱え、ドル箱に移し替え、台の横に積み上げる——その光景こそが、パチスロという遊びの手応えそのものだった。スマスロはこの仕組みをまるごと廃止し、遊技情報をすべて機械内部のデータとカードで管理する。低迷していた遊技機市場を活性化させる起爆剤として、大きな期待を背負っての船出だった。
この年を境に、受け皿にメダルが落ちる音や、重いドル箱を運ぶ光景は、少しずつホールから姿を消していくことになる。
【2022年11月】スマスロが遂に登場!スマートパチスロで新たな可能性への挑戦! ── 登場当時に何が変わったのかをまとめた解説動画。
動画はYouTubeの公開プレイヤーをそのまま埋め込んでいます。
この年、あなたはどこで何をしていましたか。