マイジャグラーV
北電子(12月)北電子の看板『ジャグラー』シリーズ最新作。10月22日に発表され、12月6日から全国のホールへ順次導入された。パチスロが「6号機」規制へ移行していくなか、マイジャグラーシリーズとして初めて6号機規格に対応したモデルで、ネオンGOGO!・クリスタルGOGO!などランプ演出も刷新されている。
特集 ─ 令和3年
2021
7月23日から8月8日まで、東京オリンピックが開催された。感染拡大のただ中、 ほとんどの競技会場は観客を入れない無観客開催だった。本場アメリカでは 大谷翔平がア・リーグMVPに輝き、その二刀流のプレースタイルから生まれた 「リアル二刀流」「ショータイム」がこの年の流行語大賞・年間大賞に選ばれている。 ホールの中でも、コロナ禍の休業要請や消毒、間引き営業が続いていた。 全国のホール数はこの年9,035軒——ピークだった1995年のほぼ半分にまで 減っている。それでも12月、北電子は看板シリーズ「ジャグラー」待望の新作 マイジャグラーVを投入した。シリーズとして初めて、新しい規則「6号機」に 対応した一台だった。
← 思い出年表にもどる2021年のホールは、二年目に入ったコロナ禍のただ中にあった。 緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が入れ替わり立ち替わり発出され、 営業時間の短縮や消毒対応、台の間引き、アルコール消毒液の設置は、 この年にはもうすっかり「当たり前の光景」になっていた。全国のホール数は 9,035軒——ピークだった1995年のほぼ半分にまで落ち込んでいる。
台の世界でも、大きな転換が進んでいた年だった。パチスロは、射幸性を抑えた 新規則「6号機」への移行がいよいよ本格化し、5号機の名機たちが 少しずつ姿を消していく。北斗の拳、大工の源さん、牙狼、ルパン三世、 冬のソナタ、エヴァンゲリオン、機動戦士ガンダム——版権タイアップの看板シリーズは、 コロナ禍の逆風の中でもそれぞれ新作を送り出し続けた。ホールが厳しい状況に あっても、定番シリーズの灯は消えなかった。
そして12月、北電子は看板シリーズ「ジャグラー」待望の新作 マイジャグラーVを投入する。10月22日の発表を経て、12月6日から全国の ホールへ順次導入された一台は、マイジャグラーシリーズとして初めて 6号機規格に対応したモデルだった。ネオンGOGO!やクリスタルGOGO!といった 新しいランプ演出をまといながらも、根っこにあるのは「変わらない安心感」—— 先の見えない一年に、ホールの中でいちばん変わらなかったのは、 ジャグラーの灯りだったのかもしれない。
Grandeur / Snow Man ── 年間1位・100.3万枚。1月20日発売、2021年度唯一のミリオンセラーとなった。
HELLO HELLO / Snow Man ── 年間2位。7月14日発売、4thシングル。年間1・2位をSnow Manが独占したのは嵐以来12年ぶりだった。
初心LOVE(うぶらぶ) / なにわ男子 ── 年間3位。11月12日発売のデビューシングルで、発売日だけで50万枚超を売り上げオリコン・デイリー1位を記録した。
Secret Touch / Snow Man ── 年間4位。12月1日発売、5thシングル。
僕は僕を好きになる / 乃木坂46 ── 年間5位。1月27日発売、26thシングル。
動画はYouTubeの公開プレイヤーをそのまま埋め込んでいます。再生できない場合は動画側の設定によるものです。
この年は確認できた公式の実戦動画が見つからなかったため、機種紹介のみで構成しています。
北電子の看板『ジャグラー』シリーズ最新作。10月22日に発表され、12月6日から全国のホールへ順次導入された。パチスロが「6号機」規制へ移行していくなか、マイジャグラーシリーズとして初めて6号機規格に対応したモデルで、ネオンGOGO!・クリスタルGOGO!などランプ演出も刷新されている。
戦国武将を美少女化した『戦国乙女』シリーズの一台。2013年のパチスロ版初代以来、平和・オリンピア両ブランドで展開が続く、女性キャラクター重視の版権タイアップシリーズ。
サミーの看板シリーズ『北斗の拳』の一台。原作漫画・アニメの名シーンを再現する演出と、シリーズおなじみの「北斗揃い」の爽快感で人気を保ってきたシリーズが、この年3月にも新作を送り出した。
『ギンギラパラダイス』の名を受け継ぐ一台。1995年、三洋物産の『CRギンギラパラダイス』はのちの『海物語』の原型を完成させた記念碑的な機種だったが、この2021年版はサンスリーから登場しており、両者の資本関係・系譜は資料上確認できていない。
1996年のCR大工の源さん以来続く三洋物産の看板シリーズの、最新系譜『超韋駄天』の一台。前年2020年4月の初代『超韋駄天』に続くバージョンで、翌2022年には『BLACK』も登場する。
2005〜2006年放送の深夜特撮ドラマ『牙狼〈GARO〉』を原作に、2008年の『CR牙狼』以来サンセイR&Dの看板シリーズとなってきた『牙狼』の一台。人気は高く、翌2022年には『月虹ノ旅人絆』『月虹ノ旅人 58%の衝撃Ver.』と派生機が続けて登場している。
『北斗の拳』シリーズから派生した『北斗無双』の一台。その名の通り、次々と敵をなぎ倒す連撃演出の爽快感を売りに展開されてきたシリーズの一台。
SANKYOによる『機動戦士ガンダムユニコーン』とのタイアップ機。かつてホールを席巻したSANKYOの『フィーバー』ブランドの名を冠したガンダム機として登場した。
1998年のCRルパン三世以来、平和の看板シリーズであり続ける『ルパン三世』の一台。前年2020年11月に登場した『復活のマモー』のスペック違いバージョンとして、この年9月に登場した。
2006年、韓流ドラマ『冬のソナタ』を題材にそれまでパチンコに縁のなかった主婦層まで呼び込んだ京楽産業.の看板シリーズ。原作ドラマの名場面を再現する液晶演出は初代から続く持ち味で、この年もバージョン違いが登場した。
大ヒットアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』を題材にしたパチスロ機。原作キャラクターの人気の高さを背景に、パチスロ版もシリーズ展開が続く版権タイアップ機の一台。メーカー表記は資料により揺れがあり要確認。
同じ『戦国乙女』シリーズの一台で、こちらはオリンピアブランドでの展開。関ヶ原の戦いをモチーフにしたダークな世界観が特徴。
2004年のCR初代機以来、ビスティが手がけ続けてきた『エヴァンゲリオン』シリーズの一台。版権タイアップ機の時代を決定づけた元祖の登場から17年、シリーズはこの年もラインナップを更新し続けていた。
国民機『海物語』シリーズのパチスロ版。1999年のCR海物語以来20年以上続く海物語ブランドの世界観を、スロットに落とし込んだ一台。
2004年のオリンピア版『南国育ち』に始まる、沖縄をモチーフにした“沖スロ”ロングセラーシリーズ。この年、6号機規制対応の最新作がアムテックスから登場した。
2001年の『ハナハナ-30』に始まる、ジャグラーと並ぶノーマルタイプの代表格『ハナハナ』シリーズの一台。設定を読む楽しみを求める根強いファン層に支えられ、長く続いている。
2021年に記録が残る全16機種を掲載しています。 2021年を年表で見る →
この年、日本社会はまだ新型コロナウイルスの影響下にあった。緊急事態宣言と まん延防止等重点措置が繰り返し発出され、街からマスク姿が消えることはなかった。 外に出られない分、人々の熱狂は画面の中に向かっていく。2月24日、スマートフォン 向けゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』が配信開始。実在の名馬をモチーフにした 美少女キャラクターを育成するこのゲームはまたたく間に社会現象となり、SNSの トレンドはもちろん、競馬場そのものへの関心まで呼び起こした。年末の12月24日には、 アニメ映画『劇場版 呪術廻戦0』が公開。公開3日間で興行収入26.9億円、 動員190万人を突破する記録的なヒットとなった。
言葉の面でも、この年らしさが色濃く出た。ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞は、 大谷翔平の活躍から生まれた「リアル二刀流」「ショータイム」。トップ10には、 Adoのデビュー曲から広まった「うっせぇわ」、生まれ持った環境は選べないという 意味の「親ガチャ」、そして「Z世代」という言葉も選ばれている。オリンピックが 無観客で開催された夏、街の空気にも、選ばれた言葉の端々にも、コロナ禍という 時代の重さがにじんでいた一年だった。
この年、あなたはどこで何をしていましたか。