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パチスロ ─ 5号機・ART機
押忍!番長3
大都技研(4月)5号機末期を代表するART機。「頂(いただき)ジャーニー」による一撃の爆発力で人気を博し、2018年からの新基準(6号機)移行を控えた5号機時代を象徴する一台となった。
特集 ─ 平成29年
2017
街には「願いごとの持ち腐れ」(AKB48)が流れ、テレビでは「ドクターX」が21.2%の高視聴率を記録していた2017年。 ホールの外では、この年の前半、中学生棋士・藤井聡太が29連勝を達成し、「藤井フィーバー」と呼ばれる社会現象を 巻き起こしていた──奇しくも、ホールの盤面と同じ「フィーバー」という言葉で。上野動物園ではジャイアントパンダの 赤ちゃん「シャンシャン」が誕生し、3月にはNintendo Switchが発売、SNSでは「インスタ映え」という言葉が、 この年の新語・流行語大賞に選ばれている。そしてパチスロの現場では、『押忍!番長3』『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』といった、一撃の爆発力を売りにするART機が相次いで登場していた。翌2018年からは出玉性能を さらに抑えた新基準(いわゆる6号機)への移行が始まることが決まっており、2017年は旧基準機がまだ自由に 打てた、いわば最後のフルイヤーだった。
← 思い出年表にもどる4月、大都技研から『押忍!番長3』が登場する。ART「頂(いただき)ジャーニー」の一撃の破壊力で 瞬く間に人気機種となり、この年を代表する一台になった。同じ月には北電子の看板ジャグラーシリーズから 記念モデル『アイムジャグラーEX AnniversaryEdition』も登場し、「プレミアムピンク」「プレミアムホワイト」 の2パネル同時デビューで変わらぬファン層の厚さを見せつけている。
夏から秋にかけては、サミーが『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』『パチスロ ゴルゴ13』を、サンセイR&Dが 『CR牙狼GOLDSTORM翔』を投入。牙狼シリーズは「P史上最高の翔撃」と評されるほどの出玉性能で話題を呼んだ。 年末にはSANKYOが『FEVER LADY GAGA』『FEVER MICHAEL JACKSON』と世界的アーティストとのタイアップ機を 相次いで送り出すなど、ホールの盤面は一年を通じて賑やかだった。
だが、この賑やかさには理由があった。翌2018年からは出玉性能をさらに抑えた新基準(いわゆる6号機) への移行が始まることが決まっており、2017年は旧基準の5号機を自由に導入できる、事実上最後のフルイヤー だったのだ(詳しくは第六章で)。
願いごとの持ち腐れ / AKB48 ── 年間1位・139.2万枚。AKB48 48thシングル。HKT48・宮脇咲良とSKE48・松井珠理奈のダブルセンター。
#好きなんだ / AKB48 ── 年間2位・112.3万枚。AKB48 49thシングル。2017年8月30日発売。
11月のアンクレット / AKB48 ── 年間3位・111.4万枚。AKB48 50thシングル。2017年11月22日発売、渡辺麻友の卒業シングル。
シュートサイン / AKB48 ── 年間4位・108.6万枚。AKB48 47thシングル。2017年2月発売。
逃げ水 / 乃木坂46 ── 年間5位・103.6万枚。乃木坂46 18thシングル。2017年8月9日発売。
インフルエンサー / 乃木坂46 ── 年間6位・102.8万枚。乃木坂46 17thシングル。2017年3月22日発売、第59回日本レコード大賞受賞。
いつかできるから今日できる / 乃木坂46 ── 年間7位・96.1万枚。乃木坂46 19thシングル。映画『あさひなぐ』主題歌。
不協和音 / 欅坂46 ── 年間8位・76.8万枚。欅坂46 4thシングル。2017年4月5日発売。
風に吹かれても / 欅坂46 ── 年間9位・72.4万枚。欅坂46 5thシングル。2017年10月25日発売。
Doors ~勇気の軌跡~ / 嵐 ── 年間10位・62.6万枚。嵐53rdシングル。ドラマ「先に生まれただけの僕」主題歌。
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パチスロ ─ 5号機・ART機
5号機末期を代表するART機。「頂(いただき)ジャーニー」による一撃の爆発力で人気を博し、2018年からの新基準(6号機)移行を控えた5号機時代を象徴する一台となった。
ユニバーサルの人気シリーズ「ミリオンゴッド」から派生した「GODシリーズ」の一台。海皇・ポセイドンがモチーフで、シリーズ初のプロジェクションマッピング演出を採用した。
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パチスロ ─ 5号機・ノーマル機
大人気「ジャグラー」シリーズの記念モデル。「プレミアムピンク」「プレミアムホワイト」の2パネル同時デビューで、2017年3月に導入された完全告知のノーマル機。
時代劇「必殺仕事人」を題材にした京楽産業.の人気シリーズ。電サポが次回大当りまでループする「斬RUSH」が持ち味で、同年10月には上位バージョン「豪剣」も登場した。
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パチスロ ─ 5号機・ART機
人気アニメ「マクロスフロンティア」を題材にしたSANKYO製の一台。ARTは前作までのゲーム数上乗せ型から、セット継続型の「ギャラクシーツアー」に一新された。
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パチンコ ─ CR機
『牙狼〈GARO〉』シリーズの人気機。ファンの間で「P史上最高の翔撃」と評されるほどの大量出玉性能で、サンセイR&Dの看板シリーズを支えた一台。
アニメ「アクエリオンEVOL」を題材にしたSANKYO製ART機。純増約1.9枚の「AQUARION RISING TIME」でコインを増やす。2017年7月導入。
牙狼シリーズ初のTVアニメ『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』を題材にした作品。3DCGと2Dアニメ調を使い分ける液晶演出「F.O.G」「H.O.G」が特徴。
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パチスロ ─ 5号機・ART機
サミーの人気シリーズ11作目。ART「宿命の刻」を突破すると本前兆の「激闘乱舞」へ突入する2段階構成。北斗の拳シリーズはこの後も長くサミーの看板タイトルであり続けた。
大都技研の看板シリーズ「秘宝伝」の一台。通常時大当り確率は約1/239.2、高確率時は約1/29.9で、16R当選時は約2,400発を獲得できる。2017年9月導入。
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パチスロ ─ 5号機・ART機
さいとう・たかを原作の劇画「ゴルゴ13」を題材にした一台。純増約2.0枚のART「G-FEVER」のみでコインを増やすシンプル設計で、2017年9月に導入された。
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パチンコ ─ CR機・確変ループ機
ビスティのエヴァシリーズ12作目。大当り確率1/319.7、確変突入率・継続率ともに約60%の確変ループ機で、「エヴァハンド」など迫力ある役物を搭載した。
世界的アーティスト、レディー・ガガとのタイアップ機。SANKYOのFEVERシリーズとして2017年11月に導入され、約2万台が全国に配荷された。
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パチンコ ─ タイアップ機
マイケル・ジャクソンの楽曲「Thriller」「Billie Jean」などを使用したSANKYOのタイアップ機。プロジェクションマッピングによる演出を採用した。
国民機『海物語』シリーズの一台。三洋物産の看板シリーズは、この年もホールの主力として定着し続けた。
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ほか29機種。 2017年の全機種を年表で見る →
「インスタ映え」という言葉が、この年の新語・流行語大賞に選ばれた(「忖度」とのダブル受賞)。写真共有アプリInstagramに 投稿するための「映える」写真を求めて、カラフルなドリンクや変わった形のスイーツを出す店に若者が列を作った。写真加工アプリ「SNOW」で うさぎの耳やキラキラ加工を施した自撮りを撮るのも、この頃の定番の遊びだった。2月24日には、経済産業省などが呼びかけた プレミアムフライデーもスタート。月末金曜日は15時に退社してもいい、という試みだったが、導入すると答えた企業はわずか3.4%に とどまり、早々に空気だけが先行して終わっていった。
将棋界では、中学生棋士・藤井聡太が2016年12月から2017年7月まで、デビューから無敗のまま29連勝を記録した。 神谷広志が約30年守っていた歴代連勝記録を塗り替え、「藤井フィーバー」と呼ばれる社会現象になった――奇しくもパチンコの 「フィーバー機」と同じ言葉で盛り上がったのが面白いところだ。同じ年、上野動物園ではジャイアントパンダの赤ちゃん 「シャンシャン」が誕生し、家族連れが動物園に押し寄せた。ゲームの世界では3月3日に任天堂のNintendo Switchが 世界同時発売。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』などを引っさげて、発売からその年のうちに国内で約341万台を 売り上げている。
この年代のCM集・街並みアーカイブ映像は、公式・準公式チャンネルでの実在確認がまだ済んでいないため、今回は掲載を見送っています。
2005年に本格導入された「5号機」規格の下で、パチスロは長くその出玉性能を進化させ続けてきた。だが2018年からは、 短期・長期の出玉率の各項目上限をさらに抑えた新基準(いわゆる6号機)への移行が始まることが決まっていた。 つまり2017年は、旧基準の5号機を自由に導入できる、事実上最後のフルイヤーだったことになる。この年、大都技研は 『押忍!番長3』のART「頂ジャーニー」で一撃の爆発力を見せつけ、サミーは『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』 『パチスロ ゴルゴ13』を、サンセイR&Dは『CR牙狼GOLDSTORM翔』を相次いで投入し、それぞれシリーズ屈指の 人気機種を送り出している。
翌2018年から新基準機への切り替えが本格化すると、パチスロの出玉感は次第に大人しくなっていく。だからこそ2017年に 登場したこれらの機種は、「最後に思いきり打てた」世代の代表格として、今も一部のファンの間で語り継がれている。
押忍!番長3 試打動画(大都技研) ── 「頂ジャーニー」の爆発力を試打で見せる一本。翌年からの新基準機移行を控えた、5号機時代らしい一台。
動画はYouTubeの公開プレイヤーをそのまま埋め込んでいます。
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