▶
パチンコ ─ CR機
CR花の慶次〜雲の彼方に〜
ニューギン(7月)慶次シリーズの記念すべき初代機。伊達政宗を討つ「一輪の華」演出でホールの顔になり、以降10年以上続くニューギンの看板シリーズが始まった。
特集 ─ 平成19年
2007
10月1日、郵政民営化がスタートし、日本郵政公社の看板が掛け替わっていく。7月には新潟県中越沖地震が発生し、8月31日には『初音ミク』が発売され、ネット発の新しい創作文化が動き出した。不二家やミートホープの発覚をきっかけに「食品偽装」という言葉が流行語になったのも、この年だった。ホールの中でも、静かだが大きな区切りがあった。1992年から15年続いたパチスロ4号機の時代がこの年で終わり、以後の新台はすべて出玉性能を大きく抑えた5号機に切り替わっていく。街には秋川雅史「千の風になって」が流れ、爆発力の時代から、ART(アシストタイム)や「設定狙い」の時代へ──パチスロの遊び方そのものが変わり始めた年だった。
← 思い出年表にもどる1992年に始まったパチスロ4号機の時代は、15年続いた末にこの年、静かに幕を下ろす。既存の年表データによれば、10月には4号機がホールから完全に姿を消したとされ、以後の新台はすべて2005年に登場した5号機に切り替わった。爆発力のあるストック機・出玉性能で一時代を築いた4号機に対し、5号機は出玉が大きく制限された、まったく別のゲーム性を持つ機械だった。
その5号機の黎明期を支えたのが、3月に登場した『リングにかけろ1』や、独自のARTシステムを持ち込んだ『パチスロ戦国無双』のような一台だった。爆発力ではなく、ART(アシストタイム)や「設定狙い」が出玉のカギを握る時代──この年に組み上がった仕組みは、翌2008年の規制緩和でさらに本格化し、以後長くパチスロの基本形であり続けることになる。
4号機完全撤去後の「5号機時代のホール立ち回り実戦」 ── 2007年当時の実戦記録映像。4号機が消えた直後のホールの空気が残っている。
パチスロ 思い出の4号機を語ります!! ── 姿を消した4号機の時代を振り返るトーク動画。
動画はYouTubeの公開プレイヤーをそのまま埋め込んでいます。再生できない場合は動画側の設定によるものです。
千の風になって / 秋川雅史 ── 年間1位・111.5万枚。クラシック声楽出身の秋川雅史による異例の大ヒットで、この年を象徴する一曲になった。
Flavor Of Life / 宇多田ヒカル ── 年間2位・64.4万枚。TBS系ドラマ『花より男子2〜returns〜』主題歌。
蕾 / コブクロ ── 年間3位・約46万枚。この年の日本レコード大賞受賞曲。
Love so sweet / 嵐 ── 年間4位・約45.7万枚。メンバーの二宮和也が作曲を手がけた一曲。
Keep the faith / KAT-TUN ── 年間5位。11月発売、5作連続のオリコン週間1位を記録した5枚目のシングル。
喜びの歌 / KAT-TUN ── 年間6位。6月発売、TBS系ドラマ『特急田中3号』主題歌。初週30万枚超を売り上げた。
明日晴れるかな / 桑田佳祐 ── 年間7位。5月発売、フジテレビ系ドラマ『プロポーズ大作戦』主題歌。
旅立ちの唄 / Mr.Children ── 年間8位。10月発売、Mr.Children31作目のシングル。
関風ファイティング / 関ジャニ∞ ── 年間9位。関西弁を織り込んだ、ご当地色の強い一曲。
weeeek / NEWS ── 年間10位。11月発売、作詞作曲をGReeeeNが手がけた7作目のシングル。
動画はYouTubeの公開プレイヤーをそのまま埋め込んでいます。再生できない場合は動画側の設定によるものです。KAT-TUNの2曲は権利者公式チャンネルではなく、実在確認済みの一般公開動画を使用しています。
実機の写真は使えないため、当時の実戦動画・解説動画への入口として、YouTube公式のサムネイルを表示しています(対応する動画があるものだけ)。
▶
パチンコ ─ CR機
慶次シリーズの記念すべき初代機。伊達政宗を討つ「一輪の華」演出でホールの顔になり、以降10年以上続くニューギンの看板シリーズが始まった。
▶
パチスロ ─ 5号機
2003年の初代『パチスロ北斗の拳』(4号機)の後継として登場した5号機版。4号機が姿を消していくこの年、看板ブランドも新基準機へ切り替わっていった。
▶
パチスロ ─ Aタイプ
北電子の看板『ジャグラー』シリーズの主力機。爆発力を失っていく5号機時代に、設定判別・据え置きの安定感で支持を集め続けたシンプルAタイプの代表。
▶
パチンコ ─ 羽根モノ
1986年の名機『ビッグシューター』の系譜を継ぐ羽根モノ。2月に復活した『CRAビッグシューター』の姉妹機として登場した。
▶
パチンコ ─ CR機
この年の『キングオブパチンコ大賞』で圧倒的な支持を集め、役物・液晶演出など複数部門で1位を獲得したとされる年間王者格。京楽の看板『必殺仕事人』シリーズを軌道に乗せた一台。
▶
パチンコ ─ CR機
11月導入。CMで流れた「あなたと合体したい」というフレーズが全国的な話題になり、主題歌もオリコンチャートに入るなど、機種そのものが空前のヒットになった。
▶
パチスロ ─ 5号機
カジノを舞台にした華やかな世界観のAT機。のちに『萌えスロ』と呼ばれるジャンルを確立した代表的な一台とされる。
▶
パチスロ ─ 5号機
選択可能な独自のARTシステムを搭載し、5号機におけるARTの先駆けと位置づけられる一台。販売台数は7万台に達したとする資料もある。
▶
パチンコ ─ CR機
2004年のCR初代機から続くエヴァ版権機の系譜。劇場版タイトルを冠したこのモデルは、エヴァがパチンコ業界の主力版権のひとつになっていく過程の一台。
▶
パチスロ ─ 5号機
3月発売、5号機黎明期のハイスペック機。車田正美原作のボクシング漫画とのタイアップ機で、資料によれば約6.4万台を販売したとされる。
北電子のジャグラー派生シリーズの一台。詳しい記録は乏しいが、ジャグラー人気が再加速していくこの時期のラインナップのひとつ。
SANKYOが6月に投入した海外映画とのタイアップ機。詳しい記録は乏しいが、この年のSANKYOラインナップの一台。
SANKYOが5月に投入した海外映画とのタイアップ機。版権タイアップ機が一気に増えていったこの時期を象徴する一台。
12月導入。海外ゲーム・映画とのタイアップが定着していった時期を象徴する一台。
サムネイルはYouTube公式が提供する画像です。クリックすると各動画のページが開きます。
ほか42機種。 2007年の全機種を年表で見る →
前年12月にサービスを始めたばかりだったニコニコ動画は、この年一気にブレイクした。画面に流れる文字コメントで動画を「みんなで見る」という新しい視聴体験は、深夜のパソコンの前に若者たちを釘付けにした。そして8月31日、クリプトン・フューチャー・メディアが『初音ミク』を発売する。ヤマハのVOCALOID2技術を使った歌声合成ソフトは、パッケージ価格1万5千円前後という決して安くない値段にもかかわらず、ニコニコ動画上で素人が曲を作って発表する「ボカロP」という新しい創作文化を生み出していくきっかけになった。
一方でこの年は、「食品偽装」という言葉がそのまま流行語になるほど、食への不信が広がった年でもあった。不二家の期限切れ原料使用、ミートホープのひき肉偽装、船場吉兆の食べ残し使い回し──立て続けに発覚した不祥事は、スーパーやコンビニの棚を見る目を変えた。そんな中、10月1日には郵政民営化がスタートし、日本郵政公社の看板が「日本郵便」などへ掛け替わる。街の風景そのものが少しずつ変わっていく年でもあった。
ファッションの面では、この頃からユニクロの発熱素材インナー「ヒートテック」が冬の定番になり始めていたとされる。街を歩く高校生の間では外ハネヘアやツーブロックが人気だったという記録も残っている。
2007年(平成19年)01月 TVCM集 ── その年に流れていたCMをまとめた懐かしのテレビ映像。当時の商品・空気感がそのまま残っている。
2007年 渋谷の街並み ── アーカイブ映像。当時の渋谷を実際に歩いていた頃の景色。
動画はYouTubeの公開プレイヤーをそのまま埋め込んでいます。
この年、あなたはどこで何をしていましたか。