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パチスロ ─ 4号機(A-400)
サンダーV
メーシー大量リーチ目と技術介入のA-400。青7図柄のインパクトと多彩なリーチ目演出で人気を博し、今も「家スロ」「懐かしの名機」系のレトロパチスロ実機動画で繰り返し取り上げられている一台。
特集 ─ 平成9年
1997
2月19日、安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』が発売される。222.3万枚を売り上げてこの年最大のヒットとなり、 いまも結婚式の定番ソングとして流れ続けるこの曲は、10月に安室自身がSAM(TRF)との結婚と妊娠を発表したことと あいまって、ひとつの時代の空気そのものになった。だが同じ年の11月24日、山一證券が自主廃業を発表する。 「祝福」の歌が1位に立つ一方で、大手証券会社が地図から消えた——1997年は、そんな年だった。 4月には消費税が5%に引き上げられ、7月には香港が英国から中国へ返還され、神戸では連続児童殺傷事件が 世の中を震撼させた。パチンコ・パチスロの世界では、これといった圧倒的な決定打が少ない一年だったともいわれる。 それでも全国には17,773軒のホールがあり、玉を弾く音は途切れなかった。街では前年発売の『たまごっち』が 品薄が続くほどの社会現象を起こし、少年ジャンプの誌面では、新連載『ONE PIECE』がひっそりと産声を上げていた。
← 思い出年表にもどる1997年が明けてまず起きたのは、新台の登場ではなく、既存機の"退場"だった。前年、爆発的な連チャン性能で 人気を博していた『CR花満開』(西陣)をはじめとする一群の連チャン機が「社会的不適合機」に指定され、 1997年1月までに全国のホールから姿を消している。射幸性を追い求めた反動が、まずホールの現場に 表れた年でもあった。
人気ランキングの頂点にいたのは、前年発売の『CRモンスターハウス』(竹屋)だった。2位の 『花見月Z&X』を大差で突き放し、この年も王座を守り続けていたという記録が残っている。1997年は、 業界誌がのちに「圧倒的な決定打が少ない一年」と振り返るような年だった。
それでも新台がなかったわけではない。パチスロでは1月、山佐の看板シリーズ『パルサー』の後継機 『ニュービッグパルサー』が登場し、青7が印象的な『サンダーV』(メーシー)や、特撮ヒーロー とのタイアップ『ウルトラセブン』(サミー)も店頭に並んだ。パチンコでは、SANKYOが『フィーバー』 シリーズを『クィーンJX』『ピストル大名』『メガクィーン』と着実に送り出し続けていた。
CAN YOU CELEBRATE? / 安室奈美恵 ── 年間1位・222.3万枚。2月19日発売、小室哲哉プロデュース。女性ソロ歴代最高セールスで、今も結婚式の定番ソングとして歌い継がれる。
硝子の少年 / KinKi Kids ── 年間2位・168.6万枚。7月21日発売、デビュー曲にして初登場1位のミリオンセラー。作詞・松本隆、作曲・山下達郎。
ひだまりの詩 / Le Couple ── 年間3位・146.0万枚。5月16日発売、ドラマ『ひとつ屋根の下2』挿入歌。初登場78位から7週目に自己最高2位まで上昇したロングヒット。
FACE / globe ── 年間4位・132.3万枚。小室哲哉率いるglobeのシングル。
STEADY / SPEED ── 年間5位・127.8万枚。沖縄出身4人組SPEEDのシングル。ドラマ『イタズラなKiss』主題歌。
PRIDE / 今井美樹 ── 年間6位・125.9万枚。7月16日発売のアルバム『PRIDE』収録曲。布袋寅泰プロデュース。
YOU ARE THE ONE / TK PRESENTS こねっと ── 年間7位・122.5万枚。小室哲哉が手掛けたチャリティー企画『こねっとプラン』のテーマ曲。安室奈美恵・globe・TRF・華原朋美らいわゆる「小室ファミリー」が集結したユニット。
Everything (It's you) / Mr.Children ── 年間8位・121.7万枚。2月5日発売、13thシングル。オリコン初登場1位のミリオンセラー。
HOWEVER / GLAY ── 年間9位・118.2万枚。8月6日発売、12thシングル。GLAY初のミリオンセラー。
White Love / SPEED ── 年間10位・116.4万枚。10月15日発売。オリコン週間1位を記録。
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パチスロ ─ 4号機(A-400)
大量リーチ目と技術介入のA-400。青7図柄のインパクトと多彩なリーチ目演出で人気を博し、今も「家スロ」「懐かしの名機」系のレトロパチスロ実機動画で繰り返し取り上げられている一台。
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パチスロ ─ 4号機
人魚をモチーフにした北電子の4号機。北電子はのちに『アイムジャグラー』シリーズで知られるメーカー。外部資料では12月発売とする記載もあり、発売月は要確認。
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パチスロ ─ 4号機(Aタイプ)
山佐の看板シリーズ『パルサー』の後継機として1997年1月に発売されたAタイプ4号機。ビッグ絵柄にスイカを採用し、ボーナス中の曲に『アマリリス』を使うなど前作の雰囲気を継承。のちの『ニューパルサー』シリーズに連なる系譜の一台。
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パチンコ ─ CRデジパチ
SANKYOのCRデジパチ。クィーン系シリーズの一台として、リーチ演出をまとめた実戦動画がレトロパチンコ系チャンネルに残っている。
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パチンコ ─ CRデジパチ
西部劇風のガンマンをモチーフにしたSANKYOのCRデジパチ。のちにGP・JXなど派生機も登場し、インパクトのあるリーチ演出で語り継がれている。
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パチンコ ─ 現金機・時短デジパチ
SANKYO公式チャンネル「もう一度打ちたい!」シリーズが1997年の一台として振り返る現金機・時短デジパチ。図柄によって時短回数が変化する仕様が特徴。
特撮ヒーロー『ウルトラセブン』とのタイアップ4号機。資料により登場時期が1996年12月/1997年1月/1997年12月とばらついており、確定できていない。
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本屋・コンビニの棚では、静かな転換点があった。1995年に653万部という歴代最高部数を記録した 『週刊少年ジャンプ』は、『ドラゴンボール』『SLAM DUNK』という看板作品が相次いで終わった反動で、 1997年には発行部数が約400万部にまで落ち込んでいた。ジャンプの黄金期が終わりつつあったそのさなか、 7月22日発売の1997年34号で、無名の新人・尾田栄一郎による新連載『ONE PIECE』がひっそりと始まる。 この時点でこの作品が、のちに世界一売れる漫画になるとは誰も知らなかった。
音楽の世界では、この年のトップを飾った安室奈美恵が、街の空気そのものを体現していた。 『CAN YOU CELEBRATE?』が年間1位の大ヒットとなる一方、10月22日には安室本人がダンサーのSAM(TRF) との結婚と妊娠を発表。9月まで行った4大ドームツアーは「18歳にして史上最年少」の記録となり、 その直後から彼女は出産・育児のため1年近く活動を休止する。祝福の歌がホールでもラジオでも 流れ続けた年に、その歌い手自身が「祝われる」側に回った——そんな一年だった。
1997年(平成9年)1月 全国TVCM集 ── その年に実際に流れていたテレビCMをまとめたアーカイブ映像。当時の商品・言葉遣い・空気感がそのまま残っている。
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前年11月23日にバンダイが発売した携帯育成ゲーム『たまごっち』は、当初計画された生産数こそ60万個 だったが、テスト販売の反応を見て一気に300万個へと上方修正された。それでも足りなかった。1997年に 入ると品薄状態が続き、深夜から店の前に並ぶ客、200個の入荷に5,000人が並んだという記録、バンダイに 1日およそ5,000件かかってくる問い合わせの電話、1日1万件を超えるウェブサイトへのアクセス——社会現象 と呼ぶほかない熱狂が、この年を通して日本中を席巻した。
この年の新語・流行語大賞で『たまごっち』はトップテン入りし、翌1998年には海外でもブームとなって 1997年度のイグ・ノーベル経済学賞まで受賞するという珍事も起きている。過熱の反動は大きく、供給過多が 響いて1999年にはバンダイが45億円の損失を計上することになるのだが、それでも1997年のあの熱狂は、 携帯型の育成ゲームというジャンルを日本中に知らしめた瞬間だった。
たまごっち 関連CM集 1997〜1999年 ── 当時実際に放送されていたたまごっち関連CMをまとめたアーカイブ映像。
200個の「たまごっち」に5000人が並ぶ(日テレNEWSアーカイブ) ── 日本テレビ公式チャンネルが公開する、1997年当時の行列を伝える同時代のニュース映像。
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この年、あなたはどこで何をしていましたか。